視覚支援1-2-3

視覚支援は自閉症支援の中で一番大切な支援です。それをすることで、パニックや癇癪の削減にも繋がります。絵カードを使った指示や、スケジュール表、カレンダーの利用が代表例です。

残念なことに、ほとんどのお母さんや支援者は視覚支援の効果を引き出せていません。視覚支援のポイントを正しく理解すると、子どもの混乱を無くし自立して動けるような支援ができます。

視覚支援の基本

  • 見せることを中心にする(視覚優位)
  • わかりやすく単純化する(構造化)
  • ご褒美でやる気を引き出す(好子)

言葉での支援と見せる支援の大きな違い

自閉症の子どもは視覚的学習者。聴覚情報vs視覚情報。

自閉症の子どもは、言葉による理解が苦手で、目で見た視覚的な情報の理解が得意です(視覚優位)
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わかりやすい見せ方とは

自閉症の子どもは、頭の中で優先順位を理解して行動するのが苦手です。

大人しく遊んでいると思ったら急に他のことを始めたり、お母さんが次の行動を促しても切り替えができなかったり、迷惑なことを所構わずやってしまったりというのが、お母さんたちの共通の悩みです。

自閉症の子どもも、自分がやるべきことの順番を正しく理解できると、動けます。

やるべきことの順番を理解させるには、わかりやすく単純化して見せるてあげることが重要です
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子どもにも動くモチベーションが必要です

自分がやるべきことを理解しただけでは、子どもは動いてくれません。自分が動くことによって、その後に良いことが起こるとか、お母さんから褒められる、ということまで理解すると、子どもはスムースに動けます。

ご褒美要素を見せてあげると、無理なく動けます。
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スケジュール表とカレンダーが視覚支援の代表格

視覚支援で子どもの行動が変わる

自閉症の子どもは周りの人と社会的な関係を築くのが苦手です。子どもが一番最初に接する社会は、お母さんお父さんご兄弟と言った家族です。子どもも3歳ぐらいになると、家族の一員としての行動が求められるのです。朝であれば、家族と同じ時間に朝ごはんを食べることが子どもの役割です。
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視覚支援で子どもとのコミュニケーションが変わる

自閉症の子どもは言葉でのコミュニケーションが苦手です。言葉はかなり複雑な事まで伝達することができますが、自閉症の子どもはそれが正しく理解できていません。ところが、喋る方のお母さんは、私が言ったことを子どもは理解していると当然のように思っています。その認識違いが、子どもの家庭生活に大きな混乱をもたらしています。
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