このサイト【ザ・プロンプト】は、古林療育技術研究所が自閉症の子どもを持つ家庭向けに情報発信をしているサイトです。
古林療育技術研究所は、自閉症の子どもの父親である古林紀哉が、2015年に野村総合研究所を早期退職して、設立した会社です。そして、自閉症支援製品を開発して提供しています。
自閉症を治す薬や方法はまだ発明されていません。しかし、自閉症の子どもをよりよく育てる方法は既に確立されています。50年以上、世界中の専門家が自閉症の支援方法を研究し、その成果が蓄積されています。
しかし、自閉症の子どもの支援は簡単なことではありません。
なぜ、情報発信しているのか?
私は、普通のお母さんやお父さんよりも、自閉症のことについて沢山勉強をし、かつ長く勉強してきました。そして我が子を育ててきました。その中には、「もっと早く知っておけば、支援が楽だったのになぁ」と思えることが幾つもあります。だから、そんな情報を噛み砕いてご家庭向けに発信しています。
どんな情報を発信しているのか?
自閉症の療育(または支援)の方法は、大まかには3つのグループに大別されます。
- ABA(応用行動分析)療育
- スケジュールと視覚支援(構造化)
- 感覚統合的アプローチ
どれが優れているという物ではなく、3つのグループの支援の全てが子どもには必要です。その中で、スケジュールと視覚支援は、子どものパニックを無くしたり、問題問題行動を抑えたりする重要な役割があります。
だから、このサイトではスケジュールと視覚支援に関する情報が多いです。
子どもの支援でもう一つ重要なことがあります。それは、多くの支援方法が支援ツールを使うということです。言い換えると、知識だけ学んでも支援はできません。残念ながら、支援ツールの作り方や調達方法を学べる機会はほとんどありません。
だから、このサイトでは支援ツール(絵カードやスケジュール表など)の準備に関する情報が多いです。
私は、みなさんが少しずつ支援知識を身につけて、そして支援ツールをしっかり準備されることを願っています。そして何より、お子さんの成長を願っています。
サイト名の由来
もともと、「プロンプト」という用語はABA(応用行動分析)で使われる専門用語です。ABAの手法は自閉症療育で頻繁に使われます。そして、「プロンプト」とは行動を成功させるための補助的な刺激を意味します。
私は、お母さんやお父さんの行動が成功して欲しいと思っています。その手助けになるようにと、このサイトに【ザ・プロンプト】という名前をつけました。
古林療育技術研究所
代表 古林紀哉
古林紀哉の略歴
1982年 岡山県立倉敷南高 卒 1987年 大阪大学情報工学科 卒 1992年 同大学院修了。博士(工学) 1992年 NEC入社 2001年 三男誕生(後に重度自閉症がわかる) 2002年 野村総合研究所 入社 2010~2013年 名古屋大学大学院 客員教授 2015年 野村総合研究所 退職 2015年 古林療育技術研究所 設立 2016年 コバリテ視覚支援スタートキット販売開始 2019年 コバリテが販売累計1,000セット突破 現在に至る(横浜在住)
運営会社の概要
会社名 | 株式会社古林療育技術研究所 |
代表取締役 | 古林 紀哉 |
所在地 | 〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野4-16-1 |
資本金 | 300万円 |
設立 | 2015年11月 |
連絡先 | TEL: 045-903-0885 www.kobarite.co.jp |