なぜ視覚的スケジュール表が自閉症児に効果があるのか?(これは解りやすい)

スケジュールと視覚支援(時間の構造化)は、自閉症の子どもにものすごく効くんだよという説明の図です。

普通の人も専門家もスケジュールと視覚支援の効果を軽視する人が残念ながら多いです。これまで自閉症の子どもは視覚優位なので、言葉で指示する(聴覚支援)よりも見せて指示する(視覚支援)の方が効果的だという説明が主でした。

私たちには常識というのが備わっています。自分の常識ですね。図では健常児のところです。スケジュールがない時はこんな感じ。スケジュール表があると、ちょっと便利。なので、スケジュール表の支援も効果はこのくらいだろう、と思っています(軽視)。

一方で自閉症の子どもは、普段から不安定な状態です。そんな自閉症の子どもに対して、スケジュール表で見せる支援をしてあげると、束縛に近くなります(その理由は別の機会に解説しますね)。要するに使用前と使用後の差が、とっても大きいのです。

そんな例として: 自閉症の子どもは予定やスケジュールが守れない、とよく言われます。はい、そうです。(スケジュール表が無い時は)自閉症の子こどもは、予定やスケジュールが守るのがとても苦手です。しかし、スケジュール表を使うと、自閉症の子どもはそのスケジュールをきっちと守るようになります。健常児よりも、自閉症の子どもの方がスケジュール表を守ります。

下の図は、ちょっと前まで私がスケジュール表の効果を説明するときに使っていた図です。(これからも使いますけど)。

自閉症の子供にスケジュール表で支援する効果。

ちゃんと解りやすく作った図解です。信じる人もいるし、信じない人もいるでしょうね。(よく見ると、なんかごちゃごちゃして、解りにくいですね >_<)

今回作った図(ページ先頭の図)の方が、一目で効果の高さが分かると思います。

ただし、スケジュール表の教え方にも良し悪しがありますので、その点は注意してくださいね。

スケジュールと視覚支援は、ティーチ(TEACCH)で言う所の構造化の一部です。構造化の中でも、最も重要なのが時間の構造化すなわちスケジュールと視覚支援だと私は思っています。

自閉症の子どものお母さんへ:スケジュールと視覚支援で自閉症の子どもの生活改善をしましょう。朝のゴタゴタ解消、午後のパニック激減、自分の楽しみを待てる生活。コバリテなら、準備が楽な支援、効果の出る支援、長続きする支援ができます。あなたも療育上手なお母さんになってください。