家庭療育の緩急

家庭療育ミニ講座

 

いつも私たちは、何気なくテレビを見ています。

一つ一つのシーンをカットと言います。画面が切り替わるところですね。

では、一つのカットの時間は何秒ぐらいだと思いますか?

 

ばらつきはありますが、ドラマだと30秒、バラエティーだと4秒程度なんだそうです。

 

どうして頻繁にカットを変えるのか?
長回しでもいんじゃないの?

 

と思いますが、実際に短くしていった方が、視聴率がいいからだと思います。

 

見ている人に、長く目てもらえる理由は、同じテンポを続けていると、緊張が一定になってしまい、飽きが来るということも言われています。適度な緩急があると、結果的に長い時間、視聴が続くのです。

 

自閉症のお子さんの療育に対して、
緩急をうまくコントロールすると、療育の効率が良くなる、と私は思っています。

 

緩急をつけて効率化できそうな部分は色々ありますよ。

・お母さんお父さんの、勉強の緩急。
・お子さんのトレーニングの緩急。
・自動的な支援と、意識的な支援。
・書籍の内容と、友達のお母さんのエピソード
・療育手法のハイブリッド化
・グッズの自作と購入
などなど

 

療育は継続が肝要ですので、継続させるテクニックにも着目したいですね。

お子様の成長と
ご家族のゆとりのために!

古林 紀哉

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