自分でご飯を食べれなかった、7歳の自閉症の子どもが、たった一食の練習で、 ご飯を食べれるようになった、ABAの中の最強の手法とは!?「逆行連鎖」

自閉症スペクトラム


今回解説している生活スキル・アップは、身の回りの事です。服を着たり、靴を履いたり。ご飯を食べたり。適用場面は決して多くはないのですが、子どもにとても早く身につけさせる手法です。

ABA(応用行動分析)の用語で、「逆行連鎖」と言われます。

7歳の自閉症の子どもとは我が家の三男君です。今は、もう二十歳です。

7歳児に毎食毎食、ご飯を食べさせるのって、かなり大変だったんです。もう大人と同じぐらいの量を食べますからね。大変というより、子どもの食事を手伝ってから、やっと自分(や家内)が食事できる。だから、食べれるようになるまでの数年間は、私と家内が同時に箸を持って食べている光景はありませんでした。でもこの手法を一度試したら、なんとびっくり。一人で食べれるようになりました。それ以来、食生活は一変しました。(というか、普通になったのです。)

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