自閉症の子どもを育てているお母さんお父さんへ
もしもあなたが、お子さんの問題行動に疲れ切っているなら、1日でも早く最初のステップを実行してください。
もしもあなたのお子さんに、小さな問題行動が出ているなら、ステップ2が役に立ちます。
もしもあなたが、問題行動の対処法を勉強してみたものの、何を実行していいかわからないなら、3ステップ式を知ってください。家庭でやるべきことが具体的にわかります。
自閉症特有の問題行動とは?
小さな問題行動としては、
- 周りに迷惑がかかる遊びをすることがある
- 好きなものが待てなくて騒ぐ
- やりたくないことに抵抗する
などがあります。
そして問題行動が深刻になると行動障害と言われ、次のような症状が出ます。
- 自分の頭を激しく叩く
- 血が出るまで自分の腕を噛む
- 他人を叩く・攻撃する
- 罵声を浴びせる
- 物を破壊する
- 壁に激突して穴を空ける
- 大騒ぎする
- ジャンプして転がる
- 迷惑千万な拘り行為
問題行動への対処が難しいのはなぜでしょうか?
お母さんや支援者は、一番困っている問題行動をなんとかしたいと頑張ります。
問題行動を無くすには、専門知識を使って行動改善計画を立てることと、子どもに基本的な生活スキルを養っていくことの両面が必要です。
ところが、お母さんや支援者には、専門知識がありません。加えて、子どものスキルは一朝一夕には養えません。
自閉症の専門家にとっても、深刻な問題行動を無くすことは、簡単なことではないのです。
3ステップ式の特徴は?
一般的に、問題行動を解消する方法では、治したい問題行動を定めます。すると、その問題行動は、お母さんや支援者が一番困っている問題行動になりがちです。最初から、難しい問題を扱うことになります。
3ステップ式の解決法では、簡単な問題行動、治しやすい問題行動から先に扱っていきます。
そして、次のような特徴があります。
ABA(応用行動分析)の高度な知識は必要ありません。だから、知識のない普通の家庭のお母さんでも、できます。
問題行動の前後を分析する必要がありません。だから、記録を取る面倒なアセスメントをしなくても、できます。
目に見える改善が早く現れます。治しやすい問題行動を先に解決していきます。お母さんや支援者にも自信がついて来るので、次のステップに無理なく進めます。
ただし、ステップ3は時間がかかる場合があります。それは、これまで家庭で行ってきた支援の蓄積があるかないかで、やる事が違ってくるからです。自閉症支援の定番と言われている支援をやってきたご家庭は、ステップ3でやることは少なくて済みます。
講師紹介:古林紀哉
古林療育技術研究所 代表
岡山県倉敷市出身。大阪大学卒、同大学院修了。博士(工学)。日本電気、野村総合研究所を経て独立起業。2016年に自閉症支援製品「コバリテ視覚支援スタートキット」を開発して提供開始。2016年度グッドデザイン賞受賞。2017年度かわさき基準認証福祉製品。販売実績1,200セット以上。
三男は重度の自閉症。横浜在住。
オンラインセミナー実績:『パニックを解消するスケジュール表の始め方』、『カレンダーが解決する4つの困り事』、『自閉症支援の絵カードを30分で作る秘伝ノウハウ』、『自閉症児の療育とお金』他。
セミナー内容(1時間45分)
自閉症の問題行動を解決する3ステップ
ステップ1 小さな問題行動を解決する方法(30分)
- 3ステップ式問題解決法の全体像
- 一番最初に扱う問題行動の選び方
ステップ2 視覚支援ツールで問題行動を解決する方法(30分)
- なぜ視覚支援ツールで自閉症の子どもを動かせるのか?
- 視覚支援ツールで解決できる問題行動の種類
ステップ3 厄介な問題行動を解決する方法(45分)
- 専門家が行っている高度な方法を垣間見る
- 問題行動が出ていない子どもの家庭がやっている7つの習慣とは?
セミナー日程
開催日時 | 1月23日(土) 13:00 – 14:45 |
開催場所 | オンライン(Zoom) ※スマホ参加も可 |
参加費用 | 無料 |
参加定員 | 30名様 ※要申込 |
主催 | 古林療育技術研究所 |
なぜ私はこのセミナーを無料で行うのでしょうか?
- 自閉症支援の本当の意味を知って欲しいから。このセミナーの内容の中で、私が新しく考案した手法は一つもありません。一つ一つの手法は書籍にも登場するし、多くの専門家がセミナーで講習されている内容です。しかし、問題行動の解決という切り口で、全体を組み替えて説明したのは私が初めてだと思います。家庭で一番困っている問題には、どの支援が効くのかをストレートに皆さんに知ってもらいたいからです。
- セミナー構成は出来たばかりで、改善が必要だから。このセミナーの内容は、いずれ正式なセミナーとして提供する予定です。その準備段階として、皆さんの意見を集める必要があります。皆さんのご意見が内容を改善していきます。今回はそのお礼の意味があります。
- 私の会社は、自閉症支援製品の「コバリテ視覚支援スタートキット」を提供しています。コバリテのようなスケジュール表は、問題行動を抑えるためには必須のツールになります。受講者10人中で2人ぐらいがコバリテを購入してもらえれば、会社が助かります。受講したからといって、購入を強制することはありません。
受講申込みに当たって
- セミナーはZoomで行います。予めZoomをインストールしてください。不安な方はお問合せください。
- スマホからでもパソコンからでも受講できます。でもパソコンの方が画面が広いので、良いかと思います。
- 申込は仮登録と本登録の2段階になります。受講者にはメールで、Zoom IDを送付します。本登録は、申込者がメール受信できているかの確認を兼ねています。
- キャリアメール(docomo、au、softbank)の方は、theprompt.jp からのメールの受信拒否の解除を確認してください。
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1月23日開催分の受付は終了しました。
(受講希望の方は、次回案内までお待ちください。)
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株式会社古林療育技術研究所 個人情報窓口
TEL: 045-903-0885 (平日10:00 – 16:00)
会社概要
会社名 | 株式会社古林療育技術研究所 |
代表取締役 | 古林 紀哉 |
所在地 | 〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野4-16-1 |
資本金 | 300万円 |
設立 | 2015年11月 |
連絡先 | TEL: 045-903-0885 www.kobarite.co.jp |