コバリテ視覚支援スタートキットII

視覚的スケジュールと自閉症:挑戦、解決策、そしてそれ以上の価値

自閉症の子どもと家族の日常の課題

自閉症の子どもたちは、新しい事物や予想外の変化に対するストレスや不安を感じやすいという特性を持っています。見通しが立たない状況では、混乱やストレスを感じ、それが行動の問題や学習の障害を引き起こすことがあります。さらに、明確な見通しがないと、自分勝手な行動や時には問題な行動につながってしまいます。パニックや癇癪もその表れです。

視覚的スケジュールの役割とその影響力

スケジュール表は、そのような問題を解決する強力なツールになることが証明されています。それは視覚的なガイドとして機能し、これから何が起こるか、それがいつ起こるか、そしてそれがどのように起こるかを明確に示します。これにより、子どもたち一日の流れを自分自身で管理することができるようになります。問題な行動は少なくなり、パニックや癇癪も解消していきます。

ただのスケジュール表では足りない:必要な要素とその重要性

しかし、スケジュール表はただ存在するだけでは役に立ちません。子どもたちが実際にそれを利用し、日常生活に組み込むためには、スケジュール表が子どもとって使いやすく、理解しやすい形で提示されていることが必要です。また、スケジュールの内容は親や支援者が押し付けるのではなく、子どもたちが適切な目標を持ち楽しみながら行動していく内容にしなければなりません。

こうした要素が適切に組み合わされることで、スケジュール表は自閉症の子どもたちにとって強力な支援ツールとなります。それは子どもたちにとって理解しやすい世界を作り出すのと同時に、親や支援者が子どもに望む行動を促します。その結果、子どもも家族全体もストレスが軽減し、穏やかな生活環境を整えることができます。

コバリテ視覚支援スタートキットII
29,700円(税込)

コバリテをあなたの生活に取り入れると

遊びをやめられない、付きっきりじゃないとお支度ができない。そしてイライラ、いつも怒ってばかり。そんな時間との戦いが一変します。いちいち言わなくても自分からお支度を進めるようになります。怒ってばっかりだった朝が、笑顔で褒めてあげる爽やかな朝に変わります

見通しが立たず、いつも不安。いつ何時パニックになるかわからず、気が気ではない。そんな状況も見通しを見せてあげると、子どもの気持ちは安定します。登園しぶりや予定変更での無理な説得はもう必要ありません。お母さんを悩ませていたパニックや癇癪は自然になくなっていきます。

やらなくてはいけない嫌な事も、我慢してできるようになります。また、やりたくてしょうがない事も待てるようになります。そして、自分で計画して自分で行動する力が養われます。家族の一員として望ましい行動が増えるので、お母さんも褒める機会が増えます。

免責事項)「スケジュール表を使った自閉症支援」の効果には個人差があります。
特記事項)当社ネットショップでスタートキットをご購入の場合、「90日間返品保証」が付いています。

コバリテの特徴:効果を最大化する設計

簡単に使えて、簡単に増やせる画期的な絵カードです。(特許第6725784号)

オリジナルのイラストと統一されたデザインで、わかりやすさ抜群。

初めから全てのパーツが揃っています。面倒な手作りをしなくても、すぐに使うことができます。

画期的な絵カード

カードフォルダーの特徴:つかみやすい形、増やしやすい形

自閉症の子どもを支援する、スケジュール表では、絵カードの扱いやすさと増やしやすさが最も重要です。コバリテは独自の特許技術(特許6725784)により、扱いやすさと増やしやすさを併せ持った絵カードを提供します。これまでの絵カードと違って、コバリテの絵カードはカードフォルダーと紙の絵カードが分かれています。

スケジュール表の使用経過

スケジュール表では、終わった内容の絵カードを子ども自身で外していくという使い方が基本です。そうする事で、次にやるべき行動、すなわち次に見るべき絵カードが一目瞭然になり、子どもの行動がスムーズになります。

マグネットシートは上手く外せないが、コバリテは簡単に外せる

自閉症の子どもは手先が不器用なので、ありがちなマグネットシート式の絵カードでは、絵カードがボードにべったりくっ付いていて、上手く外せません。

コバリテのカードフォルダーは、磁石式タブ構造を採用しました。この絵カードはボードにくっ付いたまま、起き上がることができます。手先が不器用な子どもでもホードから簡単に外すことができます。

スケジュール表では、子どもの生活環境に合わせて、子どもそれぞれの絵カードを増やしていく必要があります。もしもスケジュール表上に肝心な絵カードが抜けていたら、いくら絵カードが使いやすくても、スケジュール表は役立たずになってしまいます。

ラミネート補強は苦労が多い作業:コバリテは差し替えるだけ

これまで、自閉症の子どもが使う絵カードは、ラミネート補強した絵カードにマジックテープを付けた物が主流でした。ラミネート補強はとても手間のかかる作業なので、忙しいお母さんは、なかなか絵カードが増やせないという悩みを抱えていました。

コバリテのカードフォルダーは、紙の絵カードを差替えて使う方式を採用しました。だから、子どもに必要な絵カードを直ぐに増やすことができます。

一目でわかるデザイン

自閉症の子どもを支援する、スケジュール表では、子どもが見て一目でわかることが重要です。コバリテは全てのアイテムを統一的に設計して、分かりやすさを提供します。

一つ一つの絵カードを理解しやすくするために、コバリテのイラストは全てがオリジナルです。

絵カードセットの特徴

子どもには、伝えたい内容だけを注視させるために、出来るだけ背景の無いイラストを制作しました。イラストに登場する道具や造形物は、最近の日本の生活仕様に沿った内容にしました。イラストに登場する本人のキャラは、10歳児を想定しました。また男児女児の両方を揃えています。幼児から成人まで、違和感なく使えるのが特徴です。

スケジュール表全体を理解しやすくするために、コバリテのホワイトボードは専用サイズです。

コバリテ・ホワイトボードは、46 x 23 cm のサイズを採用しています。絵カードを一列に8個(または7個)並べることが出来ます。子どもがボードの前に立って、スケジュール表全体を一覧するのに、ちょうどいい大きさです。また、市販のホワイトボードと違って、コバリテのホワイトボードは、縦長です。絵カードを置くときに自然に一直線になるので、貼りすぎによる混乱がありません。

また、縦横兼用のホワイトボードは、スケジュール表にも週間カレンダーとしても使えます。統一したデザインで両方の支援ができます。

よくあるマグネットシートの絵カードもマジックテープの絵カードも、一度ボードに貼ると微調整ができません。位置を1cmずらすのも、斜めを真っ直ぐに直すのも、ボードに貼ったままでは出来ません。コバリテの絵カードは、貼ったまま、位置の微調整や角度の微調整ができます。そしてホワイトボードのガイド線が綺麗に貼る目印になります。コバリテなら、整列した絵カードの配置に自然になっていきます。

面倒不要のオールインワン

コバリテは必要なアイテムを全て揃えてたオールインワン製品なので、届いて直ぐに使い始めることができます。全てのアイテムが自閉症支援のための独自設計なので、統一感もあります。忙しいお母さんが100円ショップで買い回りをする必要はありません。

自閉症の子どもを支援する、スケジュール表では、子どもの生活環境に合わせて、子どもそれぞれの絵カードを増やしていくことが重要です。当社は、絵カードセンターという名前のとっておきのサービスを提供しています。

絵カードセンター:スマホの写真から絵カードを作成

絵カードセンターを使うと、新しい絵カードを作るのが、これまでになく楽に、これまでになく早くなります。しかもこれまでになく綺麗な絵カードが作れます。

パソコンは必要ありません。プリンターが無くても大丈夫です。スマホとハサミさえあれば、絵カードが作れます。しかもアプリを使うような面倒な操作を覚える必要もありません。(もちろん、パソコンとプリンターが手元にあった方が、楽ですが)

絵カードセンターは、パソコンやスマホを使って、コバリテサイズの絵カードを作るサービスです。イラストはコバリテのイラストが選べますし、スマホ内の写真を使って絵カードを作る事もできます。文字入れも自由です。絵カードは写真L版サイズの画像として出来上がりますので、ダウンロードすればOKです。プリンターが無い方は、スマホを街の写真屋さんかコンビニに持って行って、写真プリントしてください。あとは枠に沿って、ハサミで切れば出来上がりです。

絵カードを箱に入れて整理

コバリテに最初から入っている絵カードと同じような綺麗な絵カードが手元で作れます。

専用設計されたコバリテのアイテム

コバリテの背後にあるストーリー:自閉症の子を持つ父親による開発

古林紀哉はじめまして。

私の名前は古林紀哉です。

古林療育技術研究所の代表として、自閉症支援製品を開発して販売しています。

私には3人の息子がいます。21歳の三男は重度の自閉症です。三男はしゃべれません。三男が小さい頃は、毎日のように癇癪を起こしていました。当時、私は野村総合研究所に勤めていました。大学で教鞭を執ることもありました。私も妻も三男の面倒を見るだけで精一杯でした。そんな折、自閉症の子どもに絵カードやスケジュール表が役に立つと知りました。そして十数年間、妻と一緒に絵カードなどのグッズを寝る時間を割いて手作りしてきました。三男は、絵カードとスケジュール表を使うことで、生活スキルをどんどん身につけていきました。毎日のように起こっていた癇癪も、すっかりなくなりました。

私は、2015年に野村総合研究所を早期退職しました。そして絵カードとスケジュールボードのセットを開発したのです。この製品は2016年度グッドデザイン賞を受賞しました。この製品で子どもの生活が改善されたと、多くのご家庭に喜ばれています。

古林紀哉の略歴
1982年 岡山県立倉敷南高等学校 卒業
1987年 大阪大学基礎工学部情報工学科 卒業
1992年 同大学院 修了。博士(工学)
1992年 NEC入社
2001年 三男が誕生
2002年 野村総合研究所入社
2004年 三歳児健診で三男の自閉症が確定的になる
2010~2013年 名古屋大学大学院 客員教授
2015年5月 野村総合研究所を退職
2015年11月 古林療育技術研究所を設立
2019年10月 コバリテ視覚支援スタートキット累計販売1,000セット突破
2022年4月 コバリテ視覚支援スタートキットII 発表

受賞経歴とメディアでの認識

2016年度グッドデザイン賞受賞、プロデューサー:古林紀哉、デザイナー:斉藤里司 横浜市新事業分野開拓新商品平成29年度認定 かわさき基準 (KIS)認証福祉製品2017年度認証、川崎市長:福田紀彦、古林療育技術研究所:古林紀哉 横浜知財みらい企業平成30年度認定、横浜市経済局長:林琢己、古林療育技術研究所:古林紀哉

2017年11月17日、神奈川新聞 2018年4月1日、読売新聞2018年6月6日、朝日新聞 2019年3月14日、タウンユース(青葉区版)

専門家からの推薦

星山麻木先生の推薦の言葉

明星大学教育学部教授 保健学博士
こども家族早期発達支援学会会長

星山麻木

コバリテを始めてみたとき、よく作れたなぁと、とても驚きました。

療育・特別支援に関わり30年以上になりますが、形、大きさ、マグネットで浮き上がる工夫、カード差し替え式など、子どもが使いやすいように沢山の愛情が詰まっていたからです。古林さんのお話を聞いて納得しました。それはすべて息子さんのためだったのです。

製品は売るために開発されますが、コバリテは目的が違います。子どもの混乱や不安を和らげ、生活を楽しみに変えるため、息子さんと同じようにコバリテを必要とする子の元に届けるためにあると感じています。

鈴木明子先生の推薦の言葉

野のすみれクリニック リハビリテーション科 院長
博士(医学)

鈴木明子

自閉症スペクトラム症のお子さんとの生活の中で、写真カード作り、スケジュール表作りに苦労された経験のある親御さんは少なくないのではないでしょうか。

コバリテさんのスケジュール表は、もともとついているカードにも配慮が行き届いているうえに、撮影した写真をカードにしてくださるサービスもついていて幅広い方にフィットできそうです。

そしてお部屋にかけたときの美しさも貴重だなと思います。

1,500組以上の家庭で選ばれています

感謝の声が続々届いています!

コバリテ視覚支援スタートキットは、2016年1月に発表し、2019年10月に累計販売1,000セットを超えました。また、これまでに200名以上のお客様から“親子の生活が改善された” と感謝の声を沢山いただいています。その中の、一部をご紹介します。

免責事項) お客様個人の感想であり、結果には個人差があります。また効果を保証するものではありません。

10歳の娘は重度知的障害と両耳難聴児です。 視覚優位のため2歳から写真や絵カードを、 就学してからはPECSも合わせて使っています。

一日のスケジュール、1週間のスケジュールや時計が理解できるようになるツールは ないかと探していたところ、こちらのキットに出会いました。

小さな娘の手でも持ちやすく、扱いやすいようです。 見通しが持てるようになったからか、朝の支度がスムーズになりました。

ボードから片付けてしまうカードがあり、「今はやりたくないよ。」という娘の 気持ちがわかり、 「じゃあ、もう少ししてからやろうね。」とやりとりが楽しめるようになりました。

長く使っていけそうなので、購入して良かったです。

東京都のR様(娘さん10歳)

支援学校に通う小学生男子です。

自閉症と中程度の知的障害があり、成長とともにこだわりとかんしゃくが強まり、 生活にも支障をきたすことが多くなってきました。

コバリテはまだ始めたばかりですが、 支援学校でも絵カードを使用しており届いた時から興味を持ってくれました。 今は習慣づけをしている段階ですので、 自主的には使えていませんが、 少しづつ、1つやることが終わったら確認して 声かけすることも増えており、 本人もなんとなくやることのひとつとして、 とらえ始めているようです。

そして一番困っていたかんしゃくも家の中では、 かなり減ってきました。 この調子で生活の見通しを立て、 かんしゃくを起さないようにしていければ、いいなあと思っています。 ありがとうございました。

東京都のA様(息子さん7歳)

今まで手作りでのスケジュールをしてきていましたが、 初めは興味があり見るのですが、 わかりにくようで見向きもしなくなり、 親自身も頑張って手作りしているのにという悲しい思いでした。支援学校に通う小学生男子です。

コバリテ視覚支援を使用してみて、パッと見て統一感があり 何より子供がすぐ見てわかりやすいようで、 スケジュールを私に何度も聞くことがなくなり 自分で動けるようになりました。

自分で手作りしてないで早く購入していればと思いました。

親子共うれしいです!!

神奈川県のCI様(息子さん16歳)

製品のモデルと価格

コバリテ視覚支援スタートキットIIは、二代目の製品です。初代コバリテの構成や機能を引き継ぎ、二代目コバリテでは大幅な価格低減を実現しました。

従来のユニットボードの仕様を合理化することで、大幅なコスト削減を行いました。その結果、二代目コバリテは、初代コバリテのほぼ半額で提供することが可能となりました。

コバリテ視覚支援スタートキット(新旧価格表)2024年1月
クレジットカードまたは銀行振込:クレジットカード分割払い(最大24回)

90日間の返品保証で安心

安心の90日間返品保証あなたがコバリテを注文して後悔することは決してありません。使い始めて1ヶ月以内であなたのお子さんはコバリテに慣れます。あなたの目で、お子さんが変わる姿を見てください。そして、笑顔でお子さんを褒めてあげてください。

万が一、コバリテが役に立っていないと思ったならば、90日以内に当社までご連絡ください。コバリテ視覚支援スタートキットIIを返品できます。理由は問いません。ボードが汚れていても返品できます。返品の場合でも、絵カードセットと教え方ガイドはそのまま差し上げます。コバリテをお試しいただいたお礼としてお受け取りください。

コバリテが当社に戻ってから4営業日以内に、購入代金の全額を返金します。当社ネットショップだけの保証です

もしあなたが後悔するとすれば、それは「もっと早くコバリテを買っておけばよかった。」ということだけだと思います。

コバリテを今すぐお試しください。

送料無料 クレジット分割払い可能 90日間返品保証

よくあるご質問 (FAQ)

3歳から成人の方まで、全ての年齢の自閉症の方にご利用いただけます。そして効果があります。中心的な年齢層は、4歳から10歳です。使い始めが成人の自閉症の方もいらっしゃいます。

重度自閉症から、軽度の発達障害まで、全ての自閉症スペクトラムの方に適しています。喋れない自閉症の方にも効果があります。喋れる自閉症の方にも効果があります。

小学生以上の方は「家庭標準」、未就学児の方は「家庭幼児」の絵カードを選んでください。イラストの内容は概ね同じで、昼間の行き先が「家庭標準」では”学校”、「家庭幼児」では、”ようちえん”と”ほいくえん”がそれぞれ10枚入っています。

キャプションは「家庭標準」では漢字、「家庭幼児」ではひらがなが中心です。お子様が文字を読める読めないではなく、年齢で選んでください。

絵カードは、お子さんの成長や家庭環境に合わせて、適宜増やしていく必要があります。絵カードの拡張パックはありません。当社が無料公開している「絵カードセンター」というサイトを利用すると、手元で簡単に絵カードを増やすことができます。

スタートキットの中に、【図解】スケジュール表の教え方ガイド2という小冊子が同梱されています。初心者の方でも効果的なスケジュールを提示することができます。

特別なトレーニングコースはありません。スタートキットの中に、【図解】スケジュール表の教え方ガイド2という小冊子が同梱されています。初心者の方でも上級者のような教え方ができるようになる内容です。

通常は入金確認後、2営業日以内に発送しております。本州の場合は、発送の翌日着。それ以外の地域の場合は、発送の翌々日に到着の予定です。

メールまたはお電話でご連絡ください。使い方のアドバイスから、お子様の行動で悩んでいることなど、内容は問いません。ご相談がありましたら、適宜対応しております。

返品の条件はありません。商品が汚れていたり壊れていても返品が可能です。返品ご希望の場合は、まず当社までご連絡ください。商品のアイテムが不足している場合は、当社までご相談ください。

当社ネットショップでの発送は日本国内のみです。海外への発送をご希望の場合、個別対応しますので、お問い合わせください。送料実費と手数料を加えた総額の見積もりを差し上げます。

株式会社古林療育技術研究所
〒710-0048 岡山県倉敷市福島406-5
代表者: 代表取締役 古林紀哉
TEL: 086-476-9990
資本金: 3百万円
設立日: 2015年11月2日
ホームページ: https://www.kobarite.co.jp/

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