ステップ7:「早くしなさい」と言わないでも、気持ち良く進める方法

ステップ7:「早くしなさい」と言わないでも、気持ち良く進める方法。ポイント:最後の絵カードがモチベーション

ポイント:最後の絵カードがモチベーション

このステップ「気持ち良く進める方法」が、スケジュールの基本の仕上げになります。

終わり良ければすべて良し。スケジュールも同じです。最後の絵カードが良ければ、スケジュール全体がスムースに流れます。朝のお支度だけでなく、どんなスケジュールでも最後の絵カードが重要な役割を果たします。

ポイントを説明します

自閉症の子どもがスケジュールに従ってお支度を進めている時、子どもは全ての絵カードが同時に見えています。また、スケジュールの実施に子どもはかなりのエネルギーを使っています。スケジュールが無いとゴタゴタが多いので、それに比べるとスケジュールに従う方が楽のです。

子どもはエネルギーを使っているので、目標がなければ前に進みません。スケジュールを使う時の目標には2つのパターンがあります。一つ目は、全部終わらせてスケジュールから解放されてスッキリしたい。もう一つは、スケジュールの最後の行動または物を手に入れたいです。

子どもには、スケジュールの一番上に注目させます。その時子どもは、最後まで全ての絵カードを認識しています。もしも最後の絵カードが、子どもにとって嫌なお支度だったら、お支度が一つ終わる毎に、進みが悪くなって行きます。逆に最後の絵カードが、子どもにとって好きなお支度だったら、やればやるほどお支度の進みが良くなります。

では、” 「早くしなさい」と言わないでも、気持ち良く進める方法”を順に説明します。

1)スケジュール全体が子どもの視野に入るように配置する
2)スケジュールの最後は、子どもにとって良い内容の絵カードを貼る

3)お支度がうまく流れないようだったら、ステップ1から7を復習する

さあ、やって見ましょう。

一度、スケジュールボードの朝のお支度の絵カードを貼ってください。

一番下の絵カードは何ですか? 子どもが嫌がらないで、普通にこなせるお支度だったら、それでOKです。

もしも、最後の絵カードがノロノロとしか進まないお支度だったら、「いってきます」の絵カードを最後に追加しましょう。「いってきます」の絵カードを外して、爽やかに家を出発することにしましょう。

では、絵カードを全て外してください。そして今晩、朝の支度の絵カードをセットしてください。

まとめ

スケジュールをスムースに進めるためのモチベーションは、最後の絵カードです。最後の絵カードの内容を大切にしてください。

お母さんの都合だけで、順番を決めてしまうと、お子さんはスケジュールボードの前に行くのが嫌になって行きます。子どもがスケジュールボードの前に行かなくなったら、ステップ1〜7を復習してください。そして絵カードの配置やスケジュールの順番を見直してください。

あなたは最後のステップまでマスターしました。自閉症の子どもは、スケジュールボードに貼られたお支度を順番どうりに進めます。そして朝のお支度からゴタゴタが解消されます。爽やかな朝をお過ごしください。

前後のステップ

ステップ6:お母さんが怒らないでいられる方法
ステップ7(今ココ):「早くしなさい」と言わないでも、気持ち良く進める方法
よくある質問

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