ステップ5:子どもが嫌がっても、お支度を進める方法

ステップ5:子どもが嫌がっても、お支度を進める方法。ポイント:終わったら遊べるよ。

ポイント:終わったら遊べるよ

「終わったら遊べるよ」のテクニックは、自閉症の子供の癇癪やパニックを防ぐテクニックにもなります。

このテクニックは色んな場面で力を発揮しますので、ぜひマスターしてください。

自閉症の子どもを持つお母さんの大きな悩みに、「子どもが嫌がることでもさせないといけないことがある」というのがあります。それができれば、家庭の暮らしは劇的に楽になりますよね。

子どもが嫌がる事をさせるときは、普通は子どもを叱ってやらせます。叱れば、その時はなんとかやらせることができます。しかし、自閉症の子どもは、次の時は叱らないでもできることはありません。それどころか、次の時はもっと強く叱らないとやってくれません。

お母さんが「終わったら遊べるよ」のテクニックを身につけると、子どもを叱る場面は少なくてすみます。叱ったり、何度も説得することがなくなると、子どもが癇癪を起こしたりパニックになることは、自然と無くなっていきます。

ポイントを説明します

自閉症の子どもは、お支度や行動をスケジュールボードでその順番を見せられると、順番通りに一つ一つやっていきます。

しかし、途中に子どもの嫌いなお支度(または行動)があると、その行動がスケジュールボードの一番上に来た時、なかなか進みません。子どもは激しく抵抗する時もあります。

子どもが嫌がって進まない時は、後ろから強力に引っ張ってあげましょう。具体的には、その嫌な行動をやったら、次にもっと良いことができるよ、とスケジュールボードで見せてあげることです。

「終わったら遊べるよ」と見せてあげることは、子どもを説得してることに他なりません。でも言葉で子どもに説得しても、うまく行きません。言葉での説得が上手くいかないのが、自閉症の子どもの特徴です。

では、” 子どもが嫌がっても、お支度を進める方法”を順に説明します。

1)嫌がって進まないお支度の直後に「遊び」の絵カードを貼っておく
2)(お支度を嫌がって進まなくなったら)子どもをスケジュールボードの前に連れて行く
3)「これが終わったら、遊べるよ」と上から2番目にある「遊び」の絵カードを指差して、教えてあげる。
4)進まなかったお支度をお母さんが手伝って、とにかく進める(この時に怒ってはいけない)
5)(進まなかったお支度が)終わったので、褒めてあげる
6)「遊べるよ」と言ってあげる。

さあ、やって見ましょう。

子どもの行動を引っ張る磁石となる、子どもが好きな活動の絵カードを作ってください。

今晩、絵カードを並べる時に、子どもが嫌がるお支度の直後に、子どもが好きな絵カードを貼ってください。

まとめ

「終わったら遊べるよ」のテクニックはとても強力です。今までの子どもの抵抗が嘘のように、スケジュールが進んでいきます。色んな場面で、「終わったら遊べるよ」のテクニックを使ってください。

前後のステップ

ステップ4:子どもが遊びをやめない時に、次のお支度を進める方法
ステップ5(今ココ):子どもが嫌がっても、お支度を進める方法
ステップ6:お母さんが怒らないでいられる方法

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