- はじめに
- やりがちな3つの過ち
- ステップ1:一つのお支度を気持ち良くやらせる方法
- ステップ2a:お母さんが言わなくても、次にするお支度をわからせる方法(成功編)
- ステップ2b:お母さんが言わなくても、次にするお支度をわからせる方法(失敗回避編)
- ステップ3:子どもが始めない時に、そのお支度を進める方法
- ステップ4:子どもが遊びをやめない時に、次のお支度を進める方法
- ステップ5:子どもが嫌がっても、お支度を進める方法
- ステップ6:お母さんが怒らないでいられる方法
- ステップ7:「早くしなさい」と言わないでも、気持ち良く進める方法
- よくある質問
はじめに
これから解説する7つのステップをお母さんが順番にマスターすると、自閉症の子どもでも朝の支度のゴタゴタがなくなり、爽やかに家を出発することができるようになります。
この7つのステップは、就学前の自閉症のお子さん、自閉傾向のお子さんを持つお母さん向けに解説しています。あなたのお子さんが小学生や中学生だったら、この7つのステップはもっと役に立つでしょう。
あなたのお子さんが高校生や成人であっても、スケジュールを使ったことが無かったら、やはりこの7つをステップを最初にマスターしてください。初めてスケジュールを使うときは、朝の支度のスケジュールから始めてください。高校生や成人だったら数日で朝の支度のスケジュールをマスターできます。一週間続けたら、やめても構いません。しかし、たった一週間ですが朝の支度のスケジュールを飛ばしてしまうと、午後のスケジュールやカレンダーはマスターできません。午後のスケジュールやカレンダーを使い始めると、自閉症の子どもや成人の暮らしは、劇的に改善されます。
さて、朝の支度はゴタゴタがいっぱいです。お子さんが起きてきても、ボーッとしているだけかもしれません。おもちゃで遊びつずけたり、テレビから離れないかもしれません。何度も何度も「早くしなさい」と言っても動かないかもしれません。服を着替えるのを手伝っても、抵抗してなかなか着替えられないこともあるでしょう。お母さんは家族の食事の世話で忙しく、カーッとなって子どもを叱ってしまうときもあるでしょう。どんどん時計の針は進んで行きます。
ぜひ、この7つのステップをマスターして、爽やかに家を出発してください。
なお、お母さんがスムーズに教え始められるように、初めてのお母さんがやりがちな3つの過ちをまとめています。3つの過ちを先に読んでから、各ステップを進めてください。
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やりがちな3つの過ち
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