自閉症支援に視覚的スケジュールを使う37の理由

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視覚的スケジュールの製品例
(各製品へのリンクは、本ページ最後の参考資料(写真引用)に記載。)

なぜ自閉症の子どもは視覚的スケジュールを使うのでしょうか? 視覚的スケジュールを使うと、自閉症の子どもにどんな効果やメリットがあるのでしょうか? なぜ、自閉症支援で視覚的スケジュールが重要なのでしょうか?

自閉症支援での視覚的スケジュールの重要性を、7つの視点で37の理由にまとめました。

自閉症支援に視覚的スケジュールを使う37の理由

【困り事の軽減】

  1. 子どもの不安がなくなり、行動が落ち着く。
  2. 人に何度も同じ事を尋ねることがなくなる。
  3. 聞き分けのない要求が少なくなる。
  4. 活動の終わりなどの切り替えが楽になる。
  5. 子どもとの移動が楽になる。
  6. 子どもとの口論が少なくなる。
  7. パニックや癇癪が少なくなる。

【スケジュールの役割】

  1. この後に何が起こるかを理解できる。
  2. 活動のやり忘れと忘れ物の防止ができる。
  3. 家庭、クラス、職場など、組織の中での重要な事柄がわかる。
  4. 家庭、クラス、職場など、組織の一員としての行動を教えられる。
  5. 終わった項目を削除することで、活動の進み具合が見える。

【言語と視覚情報の違い】

  1. 言語能力が乏しくても、視覚情報は理解できる。
  2. 言葉は曖昧であるが、見える内容は正しく理解できる。
  3. 言葉は消えていくが、見える内容は持続する。

【自閉症児の弱点】

  1. 言われた事の理解は時間がかかるが、見たものの理解は一瞬。
  2. 言われた事は忘れやすいが、見たものは覚えやすい。
  3. 順番を理解するのが苦手。

【自閉症児の特長】

  1. 視覚的スケジュールにきっちり従う。(見た順番に逆らう力を持っていない。)

【スキルの獲得】

  1. 時間の概念が身につく。
  2. 集中力が養われる。
  3. 予定の変更を教えることができる。(柔軟性)
  4. しなければならない事の後に、ご褒美があることを教えることができる。持続力がつく。
  5. ご褒美があることを思い出させることができる。忍耐力がつく。
  6. スケジュールをこなすことで、成功感覚が身につき、自尊心が向上する。
  7. 好きなことを待つスキルが身につく。
  8. 子どもに選択力を身につけさせることができる。
  9. 子どもに主導権の感覚を教えることができる。
  10. 子どもの意思で休憩やリラックスの機会が与えられる。自己の体調管理スキルがつく。
  11. 作業手順や優先順位などの順番を理解する力を養うことができる。
  12. 並列タスクや長期スケジュールを教える基盤。
  13. 識字が促進される。(注1)
  14. 口頭コミュニケーション発達が促進される。(注1)
  15. 将来、手帳や電子手帳への移行が容易になる。

【指導者の利点】

  1. 子どもがやらなければならない仕事を増やすことができる。(お手伝い、勉強時間)
  2. 子どもが自立すると指導員の時間が浮く。(浮いた時間で支援教材を追加すると、ますます楽。)
  3. 大人や健常児にも役立つ。

注1) 研究として事例が存在する。効果を保証するものではない。

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自閉症支援に視覚的スケジュールを使う37の理由 自閉症支援に視覚的スケジュールを使う37の理由 (PDF 横)

自閉症支援に視覚的スケジュールを使う37の理由 自閉症支援に視覚的スケジュールを使う37の理由 (PDF A4)

参考資料(写真引用)

よていシート(おめめどう)
スケジュールボードセット(ピラミッド教育コンサルタント)
スケジュールポケット(アドプラス)
コバリテ視覚支援スタートキット(古林療育技術研究所)

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