【パニック解消】ステップ5)欲求に負けない力を養う

前回のステップ4では、「見えているものは必ず手に入る、と信用する力」が付くと子どもは待てる!というお話をしました。スケジュール表を使うって、待てる力を養う効果もあるんですね。しかし、これだけでは子どもの待てる力はまだ弱い力しかありません。5分ぐらいはもう簡単に待てるでしょう。しかし、30分、1時間、2時間となってくると・・・、そわそわしたり荒れてきたりします。

欲求に負けない方法

私たちのダイエットの例で、欲求に負けない方法をちょっと考えてみましょう。

ダイエット中だけど、食べたい・・・。あなたなら、そんな欲求に負けないようにどうしますか?

「食べたいと思わないでいいように、何か他の事をする。例えば、アイロンがけをする。」いいですねぇ。正解です。

他には?

「カロリーの無い食べ物を食べる。例えば、コンニャク。」はい、それも正解です。

他の事で空白の時間帯を埋める

子どもが待っている間のそわそわする時間を奪ってしまいましょう。

ポイント1)スケジュール表では、空白の時間帯を作らない

自閉症の子どもって、何かをやっていても、急に他の事をやりだしたりします。とても不安定です。特に決まったすることがない時間帯は、何を始めてしまうかわかりません。まだ、その時間じゃないのに、好きな物を欲しがったりしかねません。意味不明に荒れ始めることだってあります。

そこで、スケジュール表では、やることの無い空白の時間帯を作らないようにして下さい。本当にやることが無ければ、「遊び」という無難な絵カードをその時間の予定として下さい。

前回のステップで既に登場していました。子どもの好きな物や事を待たせる時は、その前に何か他の活動の絵カードを貼ってください。

自閉症の子どもは、スケジュール表を見て、自分のやりたいことが出来ると知っています。ちょっとの間、その好きな事を忘れてもらうように、無難な絵カードでお子さんの活動を作って下さい。

待っている物を見せる、待っている間は他の事をさせる、この二つをやっていくと、子どもの待つ力をきっちり養うことが出来ます。

ステップ5のまとめ

  • 空白の時間帯は作らない
  • 好きな絵カードの前には、欲求をちょっとの間忘れてもらうために無難な絵カードを貼る

「見通しのレール」というスケジュール表を使って、子どもには安心して待ってもらうことができるようになりました。言葉だけでは、何度も何度も説得しなければ待ってくれなかったのに、怖い顔で説得しなければいけなかったのに、、、。スケジュール表を使うと、お子さんもニコニコ、あなたも笑顔で待たせることができます。

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