自閉症の子どもには具体的な言葉を使いましょう【育児・子育て】

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自閉症の子どもに

  • テーブルの上のそれを取って
  • お片づけをしなさい
  • もう出来た?

とお母さんが言っても、戸惑うばかりです。

自閉症の子供には、

  • テーブルの上のお皿を取って、お母さんにちょうだい
  • ミニカーのお片づけをしなさい
  • 宿題は終わった?

と具体的に行ってあげれば、ちゃんと理解できます。

自閉症の子どもは、「あれ」「それ」などの代名詞や、省略された言葉がとても苦手です。健常の子どもであれば、話をしているお母さんと共通の認識を持っているので、代名詞を使っても言葉を省略しても話が通じます。自閉症の子どもは、周りの人との共通認識が弱く、何に注目すべきかがよくわからない傾向が強いのです。そのために、「あれ」「それ」などの代名詞を言われても、その代名詞が何を指しているのかわかりません。省略された言葉を聞いた時に、子どもが自分でその省略された言葉を補うことができません。

自閉症の子どもはお母さんや周りの人から、何かを言われて無視しているわけではないのです。ですから、お母さんが何度も何度も同じように言ってあげても、わからないものはわからないのです。曖昧な言葉では、自閉症の子どもはわからないのです。

「きちんと、何々しなさい。」「ちゃんと、何々しなさい。」「そろそろ時間ですよ。」「暗くなったら、何々しなさい。」なども、自閉症の子どもには理解できません。

自閉症の子どもには、代名詞、省略した言葉、曖昧な言葉で話しかけるのではなく、具体的な言葉で話しかけて上げてください。具体的な言葉で話しかけてあげると、自閉症の子どももちゃんと理解して、素直に返答できたり、お母さんの指示どうりに動けるようになります。

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