自閉症の子どもには一つずつ伝えましょう【育児・子育て】

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自閉症の子どもに

  • おもちゃを片付けてから、夕食にしましょう。

とお母さんが言ったらどのように行動するでしょうか?

自閉症の子どもは

  • おもちゃを片付けないで、先に夕食を食べようとする。
  • おもちゃを片付けて、その後で夕食のことは何もしない

の、どちらかになってしまいます。

自閉症の子どもは、一度に連続した二つの事を言われても、一つしか頭の中に残りません。そのために、後ろ側に子どもの好きな事あれば、真っ先に後ろ側のことをやってしまいます。また、先に指示されたことをやった後に、もう後ろ側のことは行動しようとしません。

自閉症の子どもは記憶力が悪いと思うかもしれませんが、そうでもないようです。自閉症の子どもは物事の同時処理がとても苦手です。一つのことに集中することは、とても得意です。二つのことを言われた時に、一方に集中してしまうがために、一方が終わった後に、もう一つのことを頭の中に復帰させることが苦手なのです。

自閉症の子どもに話しかけるときは、欲張らないで、一つ一つ伝えましょう。連続して子どもに指示するときは、まず、一つの指示だけを出してください。一つのことが終わったら、その時になって初めてもう一つの指示を出してください。自閉症の子どもも、一つの指示をきっちりと理解する能力を持っています。

もし、連続した行動を自閉症の子どもにしてほしいなら、一つ一つの行動を紙に書いて見せてあげるか、絵カードを使ったスケジュール表を使って行動の流れを見せて上げてください。連続した指示であっても、見せてあげることによって、子どもは途中を飛ばしたり、後の行動を忘れたりしないで、順番どうりに行動することができます。スケジュール表にして見せてあげると、途中で指示をしなくても、順番どうりに行動することができます。

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