PECSからスケジュール表へ

シェアする

最近、当社の絵カード&スケジュールボードセットのお客様の中に、

PECSをやっているので、次は自宅でスケジュール表

という方が、増えてきました。

自宅でのスケジュール表の導入もスムーズなようです。

PECS(ペクス)は、絵カードを使ったコミュニケーションの方法で、子どもの要求力や表出力を養うことができます。

PECSは、応用行動分析と言語行動に基づいた科学的な手法です。
そして、効果も実証されています。

スケジュール表も自閉症児者の支援として
効果の実証されている手法です。

ところが「スケジュール表」には、ちょっと問題点があるんですね >_<

日本では、
スケジュール表を使いこなせる、
ご家庭や支援者が少ないです。

スケジュール表の本家本元である、
米ノースカロライナ大学の
ティーチプログラムには、
親に応用行動分析を教えるという
活動が含まれています。
(日本ではそれがほとんどない)

もう一つ、
5年前の私もそうでしたが、
「PECSの延長上に、スケジュール表がある」
という、あさはかな認識。

PECSでは、会話が見えます。
スケジュール表では、予定が見えます。

どちらも重要な支援です。
が、それぞれの効果には、大きな違いがあります。

PECSをやっている方で、
もしスケジュール表を使っていないとしたら、
ものすごく勿体無いですよ!

PECSをやってる方は、
スケジュール表を使いこなせます。
(失敗が少ないです)

PECSには無い効果が、
スケジュール表にはあります。

たとえ、
PECSフェーズⅣ前で停滞していても、
スケジュール表の効果は大きいですよ!

子どもの成長と家族のゆとりのために!
自閉症業界のヘンリーフォード
古林 紀哉