自閉症の療育では ABA と 視覚支援 どっちがいいの?

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テレビ番組で最近、モデルの栗原類さんが出演することが多くなりましたね。

今年2016年の6月のNHK「朝イチ」に栗原類さんが出演した頃は、発達障害の改善には、褒めて伸ばすABAが効果がある。

という風潮が見られました。

発達障害、栗原類、
この組み合わせの露出が増えるにつれ、ABAのトーンが弱まり、
「発達障害の人は、時間管理が苦手」
という認識が広がりつつあります。

正しい方向ですね!

自閉症の療育の世界では、ABA(応用行動分析)と、スケジュールと視覚支援が、2大勢力で大きな効果を上げています。

では、どちらが良いの?

その答えは、、、、

「両方必要です。」

そして、

「幼児期は、ABA。学童期以降は、スケジュールと視覚支援。」

なんです。

ABAは、認知能力や反応として行動を起こす能力を鍛えます。

ところが、「ルールに従う能力を鍛える」ことは、ABAを持ってしても困難なのです。

子供が学童期に入ると、生活スキルの中にもルールが占める割合が、少しずつ増えてきます。

だから、子供の年齢が増すにつれ、ABAで鍛えることができる内容は、少なくなってくるのです。

では、
スケジュールと視覚支援は
何をしてくれるのか?

「ルールに従う力を鍛えている」のではありません。

スケジュールと視覚支援は、「ルールに従うことを助ける」ツールなのです。

ツールを使う力を鍛えて上げましょう。
スケジュールと視覚支援によって、自閉症の子供でもいろんなルールに従うことができるようになります。

子どもの成長と家族のゆとりのために!
古林 紀哉