自閉症の子どもの感情表現とガンバリ

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先日、香川大学教育学部(特別支援教育)
の坂井教授と会話をしていて、
自閉症の子ども向けの感情表現のアプリ
の話題になりました。

このアプリは、富士通と香川大学が
共同開発したもので、
Android上で動かすことができます。

名前はズバリ
「特別支援スマホアプリ 感情」

自閉症の子どもは
・楽しい
・好き
・美味しい
・嬉しい
・嫌い
などの感情表現が苦手ですね。

例えば、今日の給食がどれだけ美味しかったのか?

このアプリは、
そんな感情表現を
少し美味しい〜美味しい〜とても美味しい
を5段階で、数字で表してくれます。
先生が、スマホとアプリを
「どれだけ美味しかった?」
と聞きながら、子どもに渡すと、
子どもは自分でスマホの
画面に触って、
5段階を選びます。

坂井教授曰く、
このアプリを使っている先生は
とても重宝しているらしく、
「頑張ってます。」
も入れてください、
と言われることが多いそうです。

でも、
“子どもを頑張らせてはいけない”
という思想のもと、
アプリには「頑張ってます」
を入れなかったそうです。

さて、8月も終わりに近づき、
子どもの登校が再開します。
北の方の学校では、もう新学期に入ったところもあるようですね。

我が子も、スケジュール上で、
9月の新学期の予定を確認し始めました。
日頃からスケジュールを使う習慣のある自閉症の子どもは、
季節の変わり目で不規則なスケジュールに遭遇しても、
慌てることはありません。

ちょっと、ステップの多い活動も、
スケジュールで示してあげると、
頑張って行動します。

秋の学期は注意が必要ですよ!
秋には運動会や学芸会が控えていて、
学校では児童・生徒が参加する
出し物の練習が多くなります。

先生も晴れ舞台で、頑張るのですが、
「生徒の晴れ舞台を見せてあげたくて」と
児童・生徒を普段以上に頑張らせてしまします。

もともと、自閉症の子どもは
感情表現が苦手なので、
頑張りすぎてストレスが溜まっていても、
顔に出したり、口に出したりが
少ない傾向があります。

そして、学校から帰ってしばらくすると、
急に子どもが乱れたり、
パニックになったり
もよくあります。

もし、子どもが
朝、学校に行きたくない素振りを見せたり、
いつもと違う様子だったら、
「学校での頑張りすぎ」
を疑ってみましょう。

そして、やんわりと
担任の先生に相談してみてください。

子どもの成長と家族のゆとりのために!

古林 紀哉