自閉症の子どもに新しいスキルを教えるとき

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我が家の三男は、最近、歯磨き指導が随分と楽になってきました。

きっかけは、
歯磨き指導の絵カードを新しくしたことですが、
ターニングポイントは、身体プロンプトなんですね!

以前の我が家の歯磨き指導グッズは、
絵カードのイラストが16点、
絵カードの大きさは30x40mm、
A4サイズを縦に半分にしたボードに
二列に絵カードが貼ってありました。
マジックテープ式です。
いわゆる、終了ボックスはなし。

この歯磨き指導グッズが形骸化してまして、
洗面台に置きっぱなしから、
いつしか端の方へ行き、
そのうち、裏返しになり、、、

6月4日に間に合うように、
歯磨き指導のイラストを当社で作ったので、
それを二週間ほど前から使っています。

我が家では、

・歯磨きをつける
・歯磨きの箇所が8点
・右奥上・左奥上
・左奥下・右奥下
・上の前歯・上の前歯の裏
・下の前歯・下の前歯の裏
・歯ブラシを洗う
・うがいする

の手順にしています。

我が家の三男は、スケジュールの使い方は知っています。
当社のボードを目立つところに貼っているのですが、
三男は手順を無視ですね >_<。

かったるいので、
終了ボックスは取り外しました。

歯磨きの前に、私が三男の左手を取って、
絵カードを1個づつ、アップポジションにしていきます。
この絵カードフォルダーは磁石式になっていて、
上のタブを押してやると、
ボードについたまま、絵カードがちょっと跳ね上がります。

一つの箇所の歯磨きができたら、
私は三男の左手を取って、人差し指で、
その箇所の絵カードを押させます。

絵カードを押すと、
やはりボードについたままで、
普通にくっついているだけです。

まだ磨き終わっていない箇所の
絵カードが跳ね上がっているので、
次はどこを磨くかは一目瞭然!

これを8回繰り返すわけですね。

次の歯磨きの時も、同じように
私は三男の手を取って、
同じように絵カードを操作させました。

歯を磨く動作は自分で出来るくせに、
絵カードだって自分で操作出来るくせに、
歯磨きの順番を教えている時は、
私が手を取ってあげないと、
(すなわち)身体プロンプトしてあげないと、
手順の絵カードを操作しないんですね!

このやろう!!

でも、数回やっていると、

歯磨きの前に三男は自分で、
絵カードをアップボジションに操作するようになりました。
そうなると、
磨いたら、
その箇所を絵カードを押すのも
三男は自分でやってしまいます。

新しいやり方を教える時は、
(いつになっても)
身体プロンプトが有効ですね!

【プロンプト】
ある目標行動の成功を容易にするために
行動の指示と同時に出す補助的な刺激であって、
手添えのような身体的なもの、絵のように視覚的に見せるもの、言葉による音声的なものがある。
行動を成功させることで、
その行動を強化する機会を作る効果がある。

子どもの成長と
家族のゆとりのために!

古林 紀哉