レッドカードの頻度(自閉症のお子さんからの要求)

シェアする

当社の製品「コバリテ視覚支援スタートキット」のある利用者が面白い使い方をしていました。

ラミネートフィルムを使って、透明な赤いバッテンマークです。

ハンバーガーの絵カードの入ったカードフォルダーに、その透けるバッテンのマークを入れると、ハンバーガーはダメのカードが出来上がり、磁石でボートに貼り付けることができます。

以前、我が家でもラミネートとマジックテープの絵カード用に、上から被せることのできるバッテンマークを作っていました。辺りを見渡すと、そういえば、バッテンマークがない!

我が家が絵カード(PECS)を始めた頃、ある指導者から教わりました。例えば、お子さんが「じゃがりこ」が欲しいと絵カードで要求してきた時に、様々な理由で「じゃがりこ」を上げることが出来ないことが出てきます。絵カードを隠しても収まらなので、「バッテンマーク」を重ねるようにすると良いですよと。

一度欲しくなると収まらない

自閉症のお子さんの特性で、一度言い出す(要求しだす)と収まらないことが多いですよね。

その対応戦略は3つあります。
1)要求する前に十分に与えておく

夜中に、水道遊びが予想されるなら、昼間に十分に庭で水遊びをさせておく。

2)要求した時に、他の物を与える

「じゃがりこ」が無くなってしまったので、やむなく「柿の種」を上げる。

3)先送りを約束してあげる

今お昼だとすると、スケジュールボードの3時のところに「じゃがりこ」を貼る。または、明日のところに「じゃがりこ」を貼る。

我が家は、絵カード(PECS)でのコニュニケーションの導入よりも、3年ほど後に、スケジュールやカレンダーボードを使うようになりました。
スケジュールをよく使うようになってからは、荒れることが少なくなってきたと思います。それと同時に、バッテンマークの使用頻度も減ってきました。
悪く言えば、要求の先送り>_<。よく言えば、計画的な行動(^-^;)。

禁止カードはあまり使わないようにして、
お子さんの欲しいものやりたいことは、計画的にさせてあげたいですね。

お子様の成長と
ご家族のゆとりのために!

古林 紀哉