他分野の良い技術も使おう(システマティック・インストラクション)

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自閉症のお子さんの家庭療育ミニ講座

先日私は、あるセミナーを聴講しました。
「発達障害・自閉症者の就労支援について」
講師は、横浜市のとある就労移行支援事業所の方でした。

メインの内容は「ジョブコーチ」のことなんですが、
自閉症のお子さんに適用できる技術がアルアルアルでしたね。

背景や位置付けは、すっ飛ばして、今回は、まず1個を紹介します。

「システマティック・インストラクション」

それは、指示の階層を示しています。
1)言語指示
2)ジェスチャー
3)見本の提示
4)手添え

介入度は低い方から1、2、3、4と高くなります。

ジョブコーチは、障害のある人に、仕事を教えるときに、この「システマティック・インストラクション」を使うのです。

ABA(応用行動分析)の用語でいうと、はい、プロンプトです。
1)は言語プロンプト
2と3は視覚プロンプト
4は身体プロンプト
ですね。

この手法は、米国で体系化されたものなんだそうです。

さすが米国製ですよ、実用的です。

先ほどの指示の階層は、それぞれが2段階に細分化され、全部で8段階あります。
1)言語指示
・間接言語指示
・直接言語指示

2)ジェスチャー
・指差し
・動作を見せる

3)見本の提示
・先行モデリング
・同時モデリング

4)手添え
・シャドーイング
・直接手添え

ジョブコーチの手法は、体系化されているので、使いやすそうです。

自閉症のお子さんの家庭療育も、今は混沌としていますが、体系化や標準化が進むと、すごくご家庭が楽になりそうですね。
お子様の成長と
ご家族のゆとりのために!

古林 紀哉