お子さんに教える具体的な行動(ABA)

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自閉症のお子さんの家庭療育ミニ講座

ABAの基本となっている、3項随伴性の基本の4回目です。
基本フレームは今回で終了です。

ABAは自閉症のお子さんの認知や行動の能力を高める強力な手法です。

【先行事象 】Antecedent
【行動】Behaior
【後続事象】Consequence
の3つで考える。

これが3項随伴性です。
それぞれの頭文字をとって、ABCフレームと言うこともあります。

前回までに先行事象(A)と後続事象(C)は説明しました。
今回は最後に残した、行動(B)です。

ABAで扱う行動とは、、、、(もしも大学の講義ならば、もっとちゃんとした定義をするのですが、、、)、割愛(^-^;)

自閉症のABA療育で、お子さんの行動力を養ってあげる、その行動は、3種類です。
1)マッチング
2)模倣
3)生活スキル

結果を言うと、お子さんに必要な様々な生活スキルの、一つ一つをABAで養うことができます。
でも、いきなり、一つの生活スキルにチャレンジするのは難易度が高すぎます。

その前段階として、マッチングと模倣があるのです。

マッチングとは合わせることで、例えば、リンゴの絵カードともう一枚のリンゴの絵カードを重ね合わせることです。
模倣とは真似をすることで、例えば、お母さんが手を上にあげたら、お子さんも手を上に上げることです。

健常のお子さんは、マッチングの能力も、模倣の能力も、別段の努力をしないでも自然に身につけていきます。しかし、自閉症のお子さんは、マッチング力も模倣力も弱いので、指導者がABAのテクニックを使ってそれらの力を養ってあげます。

マッチングが出来るようになると、模倣も教えやすくなります。
そして模倣ができるようになると、生活スキルも教えやすくなるのです。

もちろん、それら以外の行動もABAで養うことは可能です。

でも、マッチング、模倣、生活スキルと順にやっていくと、指導が楽になりますよ(^-^;)
お子様の成長と
ご家族のゆとりのために!

古林 紀哉