問題行動やパニックに備える(3)

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自閉症のお子さんの特徴に、いわゆる
問題行動」「不適切行動」「不適応行動」「パニック」などなど
と呼ばれる行動があります。

問題行動やパニックへの対処は、3段階に分かれます。

  1. お子さんの生活を問題行動やパニックの起きにくい状況にしておく。
  2. その特定の問題行動やパニックが起きにくいような、対策を打つ。
  3. 問題行動やパニックが発生した時の対象方法を知っておく。

第1段階と第3段階は、もう説明しましたので、
今回は、第2段階です。

特定の問題行動やパニックが起きにくいような対策には、2つのアプローチがあります。

  • TEACCH的に、「氷山モデル」を用いて対策を導く。
  • ABA的に、「ABC行動モデル」を用いて分析し、他の安全な行動へ導く。

ところが、どちらのアプローチも専門的な知識が必要なため、最善策をお母さんお父さんが導くのは簡単ではありません。

お勧めは、専門家に相談することです。
(なんじゃそりゃ? また、そんな声が聞こえてきそうですね(^-^;)

問題行動やパニックのパターンは、多くても100種類ぐらいなので、専門家の頭の中には、そのパターンと対処法が既に用意されています。

だから、専門家に相談したら、ものの10分で対処法を指導してもらえるはずです。
(対処法の理解は10分でも、対処の実践は時間がかりますよ:-)

ご家庭では、相談できる自閉症療育の専門家と日頃から付き合っておくのがいいと思います。

もし、お母さんお父さんの知識だけで、その特定の問題行動やパニックが起きにくいような、対策を考えたとすると、それはとても非効率な対策になってしまうのがオチです。

お子さんの成長にしたがって、別のタイプの問題行動が現れてくるため、何度も専門家に相談することになると思います。

それでは、
問題行動やパニックに備える
のまとめです:

  • 日頃から、視覚支援の実践と、生活スキルの向上を心がける。
  • 問題行動が発生したら、おさまるまで見守る。
  • 問題行動への対処法を専門家に相談する。